






1級魔法使い 2次試験終了後、魔法使いたちの休息編
フェルンとシュタルクとフリーレンも仲直りしました
零落の王墓 迷宮(ダンジョン)攻略編でフリーレンについて大活躍したフェルンですが、ややブチギレ状態で零落の王墓(ダンジョン)からオイサーストに帰還しました。
理由は、フリーレンと大喧嘩をしたせいです。喧嘩の理由は、フリーレンの複写体とフェルンが交戦中に、ハイターの形見でもある魔法の杖を叩き折られたことに端を発します。フェルンは修理を、フリーレンは新品購入と意見が違ったことが原因でした。
杖は、再生不可能に近いほど痛んでした。
シュタルクも懸命にフェルンに言い聞かせるように支えながらフリーレンには修理屋を探して直すように懸命にお願いします。
フリーレンは二次試験で脱落したリヒターが、オイサーストで魔道具の修理屋を営んでいることを突き止めて無理を言って修理を依頼しましたが、リヒターは粉々の杖を見て「こう見えても俺も仕事を選ぶんだよ。
こんなゴミを持ち込まれてものどうしようもない」と断ります。「ゴミではない。よく見てくれ」とフリーレンは食い下がります。」リヒターは杖を手に取ってよく見ると、前言を撤回します。
「悪かった。よく見ると手入れの行き届いた名品じゃないか。すぐ直すよ。悪かった。」と受け付けてくれました。
こうしてフリーレン一行は仲直りできました。
めでたし!
ラヴィーネとカンネも仲直りしました。
ラヴィーネとカンネも複雑な心境でしたが、どうにか仲直りをしました。
もともとが幼なじみで仲良しですからどうなることかと思いましたが、仲直りできました。良かった!
デンケンとラオフォンとリヒターは不調
デンケンとラオフォンは、オイサーストのリヒターの魔道具修理屋に向かいます。
リヒターは嫌味をデンケンに言い放ちますが、それでもデンケンはゴーイングマイウエィで淡々とリヒターに「君は若いから、次回もう一度チャンスがある。君を見ていると私の若い頃のようだ」と淡々と語る。リヒターは、それが癇に障るようだ。
でも、二人の性格がよく似ているので、しばらくしたら良き仲間の戻るはずです。
今日はここまで!
3次試験 異例中の異例にゼーリエオカンムリ、3次試験官を自ら担当する
二次試験の合格者が多すぎる。異例中の異例だ!少々大魔法使いゼーリエ様がご機嫌斜めで登場します。
全員協力型の試験は大いに結構!今の1級魔法使いは、協調性が無いからな!
今回の合格者の中には、あってはならないほどの実力を持った者がいたことだ。!
そのおかげで実力に見合わない者まで繰り上げ合格したようなものだ!
このまま通例の3次試験を試したならほぼ全員が死亡することになる!
すべてはフリーレンが悪い!
私が平和的に合格者を選別する!
byゼーリエ
ゼーリエの焦り
今回の魔法使い試験について、ゼーリエの発言からも伝わるように、死者を出さないで平和的に合格者を認定す ると宣言した。
それと同時に現在の一番弟子であるレルネン・ゲナウ・ゼンゼには、今でもゼーリエの魔力の歪みが見えていませんでした。
ゼーリエ的には、人間の弟子など取るべきではなかったと愚痴っていますが、ここに彼女に深い焦りと苛立ちを感じます。その焦りの内容とは、継者育成計画の頓挫、または、能力のある後継者がいない。
長生きにエルフにしては時間的都合で苛立っているように感じます。
これには・・・・深い意味があると考えるべきかもしませんね。
セーリエの焦りを推測する
- 継者育成計画の頓挫(人間の魔法使いの育成が順調ではない。または自分には向いていない。)
- 能力のある後継者が焦り(能力ある人間を育成したい。または、育成する必要がある)
- 長生きにエルフなのに、時間的余裕が無いようだ。(体調不良:辞職、引退:死期が近い)
- フリーレンが大嫌いで会いたくない(自分勝手、人見知り、価値観の違い)
第3次試験:開始
不合格:6名
不合格理由:ゼーリエの判定/基礎が出来ていない。
フリーレン:ゼーリエの判定/好きな魔法(花畑を出す魔法)が気に入らない。
合格者:6名
合格理由
- フェルン:ゼーリエの魔力の歪みが見える。魔力の潜在能力を評価。
- デンケン:老齢ながらも、まだ燃えている戦う精神力を評価。
- ユーベル:合格。冷徹な性格を評価?
- ラント:魔法力と度胸を評価。
- メトーデ:ゼーリエのことを可愛いと思っているので合格
- ヴィアベル:冷静な判断力と魔法を殺しの道具と割り切る性格を評価
合格者は北へ向かう
6名の合格者はそれぞれ北へ向かいます。
北の大地は、魔族の残党が集結して人間を捕食している状況が広がっているようです。
そのため1級魔法使いはそれぞれに北の大地目指して旅を始めました。
次回は、勇者ヒンメルの死から29年後。北側諸国座オム湿原の話(封魔鉱)でお会いしましょう。






