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序章
フリーレン一行からすれば魔族との対話は無謀であり、本来魔族は人食いの化け物でその類の族種が人類と同じ言葉を使う理由を考えただけでむぼうであった。人間は魔族の悪のささやきに耳を傾けては何度も何度も裏切られ殺されてきた歴史でしかない。
フリーレンはシュタルクとフェルンに魔族の恐ろしさを伝える。奴らにとっての言葉は人類を欺く術だ。かの昔大魔術師のフランメは言葉を話す魔物を魔族と定義付けた。その祖先は人をおびき寄せるために物陰から助けてと言葉を発した魔物である。

前哨戦
フリーレンの拘束中にシュタルクとフェルンは魔族がどうして和睦の使者として人間の領地内に滞在しているかを調査した。その結果、魔王直属の7崩賢と呼ばれる軍団で実力者であった断頭台アウラは今より28年ほど前から力と勢力を盛り返してグラナダ領地で長い間戦ってきた経緯があった。その結果、魔族側から無益な戦いに疲弊したとして和睦交渉の申し出があったとのこと。グラナダ伯爵はその和睦を申し入れた。
しかし、その和睦は魔族側から仕掛けられた罠であった。リュグナーはグラナダ伯爵を口車に乗せて信用させ、彼の手下になるように仕向けた。そして、彼は伯爵の命令でフリーレン一行を捕らえようとしたが、失敗した。その後、彼は伯爵を暗殺しようとしたが、フリーレンに阻止された。
フリーレンは拘束された監獄でドラードを簡単に始末して脱出してこれからの魔族との戦いの準備のする。彼はグラナダ伯爵に魔族の正体を告げ、アウラとの決戦に備えるように促した。

シュタルクとフェルンの戦い
ここからフリーレン一行とアウラ軍団の戦いの幕が切って落とされる。場内でリニーエとシュタルクの斧合戦が始まり、地力に勝るシュタルクが瀕死の瀬戸際で魔族リーニエを倒した。シュタルクはこの戦いで自分の中に眠っていた勇者ヒンメルの力を覚醒させた。
フェルンはリュグナーとの魔法合戦でゾルトラークでリュグナーにかろうじて勝利した。フェルンはこの戦いで自分の魔法術を磨き、フリーレンから教わった秘術を使ってリュグナーを撃破した。
断頭台のアウラとフリーレン因縁の戦い
その頃フリーレンは領地の外約10㎞離れた場所でアウラと80年ぶりの戦いを開始する。断頭台のアウラは80年近い人類の戦いで数々の戦士の首を切り落としており千人の不老不死の戦士を従えてフリーレンに戦いを挑んだ。アウラは服従の天秤という魔法で数々の戦士の首を切り落とし、思うがままに首なしの戦士を自分のものにしてきた。

フリーレンはアウラの得意とする服従の天秤という魔法を逆手に返して泣き叫ぶアウラの首を切り落として長年アウラの支配下にあった戦士たちの魂を救い出した。フリーレンはあっけなく程に7崩賢の残党アウラを瞬殺した。フリーレンはアウラに対して『私は千年以上生きた魔法使いだ』と宣言する。フリーレンはこの時、師匠フランメの教えを思い出していた。『フリーレンよ!魔族が言葉で人を欺くように、お前は魔力で魔族を欺くんだ』

これから…クラフトの出会いと剣の里編へ続く
この戦いからフリーレンの強さ、シュタルクの覚醒した戦闘力、フェルンの素早い魔法術が強調された。一行はグラナダ領に別れてをつげて北側諸国デッケ地方に向かう。
デッケ地方では、フリーレンはエルフの同族の武道僧侶クラフトとの出会いが待っていた。4人に増えた一行は
1年をかけて険しい北側諸国の山脈を超えることができた。険しい山脈を超えた後、クラフトはフリーレン一行と別れて旅を続ける。クラフトは別れ際にフリーレンに別れと告げた。『何百年後かにまた会おう』
それからフリーレンは剣の里の向かう。そこにはヒンメルとの懐かしい思い出が残っていた。続く!