ジブリの視聴率を超えるんだ!マンガ大賞受賞作!葬送のフリーレン
葬送のフリーレンとは、魔王を倒した勇者一行の後日譚を描くファンタジー漫画です。2020年から週刊少年サンデーで連載中で、2021年にはマンガ大賞を受賞しました。2023年9月からはテレビアニメも放送も確定しました。主人公はエルフ族の魔法使いフリーレンで、長命な彼女は人間の仲間たちとの別れを経験した後、人間を知るための旅に出ます。感動と冒険が満載の物語です。
このアニメは、初回放送がなんと2時間枠という史上初の試みでスタートします。その理由や内容、そして視聴者の反応などについて紹介していきます。
放映開始日/2023年9月29日(金)21:00~
放送キー局/日本テレビ系列
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主題歌と歌手について
このアニメの主題歌は、オープニングが「星屑の旅人」、エンディングが「永遠の翼」です。どちらも歌っているのは、人気ロックバンドのRADWIMPSです。彼らは、映画『君の名は。』や『天気の子』などで有名な新海誠監督作品の音楽を担当しており、その独特な世界観や感動的なメロディーで多くのファンを魅了します。
「星屑の旅人」は、フリーレンが仲間たちと別れた後に出会う新しい仲間や冒険を描いた曲で、希望や悲しみを乗り越えて前に進む姿勢を表現しています。一方、「永遠の翼」は、フリーレンが長命種であるエルフとして人間よりも長く生きることについて歌った曲で、切なさや寂しさを感じさせます。どちらもアニメのテーマにぴったり合った素晴らしい楽曲です。
スタッフ・キャストの紹介
このアニメのスタッフは、監督が『ぼっち・ざ・ろっく!』の斎藤圭一郎さん、シリーズ構成が『ACCA13区監察課』の鈴木智尋さん、キャラクターデザインが『takt op.Destiny』の長澤礼子さん、音楽が『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のEvan Callさんという豪華な顔ぶれです。アニメーション制作は『ワンパンマン』や『Sonny Boy -サニーボーイ-』などで知られるMADHOUSEが担当しています。
キャストは、主人公のフリーレン役に種﨑敦美さん、フリーレンの弟子である魔法使い・フェルン役に市ノ瀬加那さん、勇者パーティーの僧侶・ハイター役に東地宏樹さん、戦士・アイゼン役に上田燿司さん、勇者・ヒンメル役に岡本信彦さん、フリーレンの師匠である大魔法使い・フランメ役に沢城みゆきさんという実力派の声優さんたちが出演しています。
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初回2時間枠ネタバレ
このアニメの初回放送は、原作の第1巻から第2巻目の第11話の村の英雄までの内容を2時間にまとめたものと推測します。そのため、かなりのペースで物語が進みますが、重要なシーンや感動的なシーンはしっかりと描かれているはずです。
まずは、魔王を倒した勇者パーティーの凱旋シーンから始まります。フリーレンは、仲間たちと50年後に流星群を見る約束をして別れます。その後、50年が経ち、老いたヒンメルと再会したフリーレンは、ハイターやアイゼンとも合流して流星群を見ます。しかし、ヒンメルはまもなく亡くなります。葬儀でフリーレンは、ヒンメルの人生や思い出を知らなかったことに気づき、涙します。そして、人間を知るための旅に出ることを決意します。
旅の途中でフリーレンは、自殺しようとしていた少女・フェルンを助けます。フェルンは、戦災孤児であり、ハイターに助けられて魔法の修行をしていましたが、彼も亡くなってしまいました。フリーレンは、フェルンに魔法の教えを請われて引き受けますが、厳しい指導をします。しかし、フェルンは努力して一人前の魔法使いに成長します。4年後、フリーレンはフェルンを連れて旅立ちます。
その後、フリーレンとフェルンは様々な冒険や出会いや別れを経験します。魔族や盗賊と戦ったり、ダンジョンに挑んだり、魔法使いのギルドに入ったりします。また、フリーレンの過去や師匠・フランメのことも明らかになります。そして、アイゼンの強い願い「中央諸国リーゲル峡谷沿いにある村にシュタルクと言う戦士がいる。北側諸国に入るついでに拾ってやってくれ」に促され、アイゼンが育て親である一番弟子の人間の斧使いシュタルクと出会います。シュタルクは、実力は十二分でいながらそれに気付いていない臆病な青年でした。しかし、フリーレンは彼の強さを見抜き、紅鏡竜に勝負を挑ませ、彼は見事にやり遂げました。こうしてフリーレンは人間族の魔法使いと前衛の斧使いの3人で魂の眠る地「オレオール」に向けて旅立ちます。
コミック休刊が心配
このアニメの原作であるマンガ『葬送のフリーレン』ですが、2023年8月25日発売の『週刊少年サンデー』39号で休載することが発表されました。理由は作画担当のアベツカサさんの体調不良だそうです。現在は回復されており、次号から連載再開する予定だそうです。
このニュースを聞いたファンからは、「お大事に」「無理しないで」「待ってます」という声が多く寄せられました。私もこのマンガが大好きなので、アベツカサさんの完全復帰を祈っています。このマンガはまだ完結しておらず、今後どんな展開が待っているのか気になっています。
『葬送のフリーレン』ジブリの壁を超えるんだ!初回視聴率の推測
このアニメの初回放送は、史上初2時間枠スタートということもあり、かなりの注目を集めるはずです。コミックの原作愛読家からは、「感動した」「泣いた」という声が多く聞かれます 。ツイッターでは、アニメのハッシュタグがトレンド入りし、キャラクターやシーンに関するツイートが盛り上がりを見せ始めています。
では、このアニメの初回視聴率はどれくらい獲得するでしょうか。残念ながら、まだ正式な推測地は発表されていませんが、一部の情報源によると、15%を超える高視聴率を期待されているようです。これは、アニメ作品としては非常に高い数字であり、2023年秋アニメの中でもトップクラスの人気作品であることを示しています。今後もこの勢いが続くかどうかが注目されます。
「葬送のフリーレン」は、金曜ロードショーで放送される初めてのテレビアニメシリーズです。今まで金曜ロードショーで放送されたアニメ作品の視聴率ランキングは以下の通りです。
フリーレンの魅力とエルフの寿命
最後に、このアニメの主人公であるフリーレンについて触れておきたいと思います。フリーレンは、エルフとして生まれたことで人間よりも長く生きることになりました。そのため、彼女は仲間や恋人や家族などを次々と失っていく悲しみを味わっています。しかし、彼女はそれでもなお人間を知りたいという好奇心や冒険心を持ち続けています。彼女は自分の寿命を無駄にせずに、常に新しいことに挑戦しようとしています。
このフリーレンの姿勢は、私たちにとっても大切なことだと思います。私たちは人生の中で様々な困難や悲しみに直面することがありますが、それでもなお前向きに生きることができるかどうかが重要です。フリーレンはそんな強くて優しい女性です。彼女はエルフの寿命を持っていますが、それは彼女にとって負担ではなく、むしろ恵みです。彼女はその恵みを活かして、人間や魔族や他の種族と交流し、世界を広げていきます。
『葬送のフリーレン』は、そんなフリーレンの旅路を描いた感動的なアニメです。原作ファンもアニメオリジナルファンも楽しめる作品だと思います。9月29日(金)の2時間枠放送を今から楽しみにしています。