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1級魔法使い試験とは、『葬送のフリーレン』というファンタジー漫画に登場する魔法の資格試験です。この試験は、魔法の能力を測るために大陸魔法協会が3年に1度、魔法都市オイサーストで開催しています。一級は一番レベルの高い資格で、合格率は2パーセントです。試験は3つの段階に分かれており、以下のような内容です。
1級魔法使いへの難関試験とは?(一次・二次・三次試験の概要)
一次試験:<団体戦>3人1組で、日没までに隕鉄鳥という魔物を捕まえる。
二次試験:<迷宮戦略>ダンジョンを攻略、最深部の零落王墓に到達する。
三次試験:<面接>大魔法使いゼーリエによる魔法の才能や適性の判断。
下記3項目が、審査対象基準要綱となります。
- 魔法の基礎知識:魔法の歴史や理論、魔法陣や魔法言語など、魔法に関する基本的な知識をどれだけ持っているか?
- 魔法の応用力:魔法を使って様々な状況に対応できるか、魔法の効果や範囲、消費魔力などをどれだけコントロールできるか?
- 魔法の創造性:魔法を自分のオリジナルにアレンジしたり、新しい魔法を発明したりできるか、魔法に対する探究心や発想力があるか?
はじめに
一級魔法使い試験は3年に1度しか受けられない難関試験です。フリーレンとフェルンは、試験が行われる魔法都市オイサーストに2ヵ月前に到着しました。フリーレンはフェルンを試験に合格させるために、厳しい特訓を施しました。試験会場はオイサーストと聖都シュトラールの2ヶ所で、試験官は一級魔法使いが務めます。フリーレンとフェルンが受けたときは、一次試験はゲナウ、二次試験はゼンゼが担当しました。この世界では、魔法協会が魔法使いの資格を分類しており、一級は最高レベルの資格です。合格率は2パーセントで、世界中の魔法使いの中で45人しか一級魔法使いは存在していません。
一級魔法使いのメリットとは?
一級魔法使いになるメリットは、北部高原の魔物に挑めることです。北部高原は魔法協会が管理しており、一級魔法使いでないと入ることができません。フリーレン一行は、かつての仲間であるヒンメルと再び会話をするために、北部高原の奥深くに存在する「魂の眠る地(オレオール)」を目指しているのでこの1級魔法使いアイテムが必須のために挑戦します。また、一級魔法使いになれば、魔法の知識や技術が豊富になり、魔法協会からの信頼も得られます。一級魔法使いは、世界中の魔法使いから尊敬の念が受けられます。
一次試験について
一次試験は、チームで魔物の隕鉄鳥を狩る試験です。隕鉄鳥は素早くて魔力に敏感なので、3人で連携して戦わなければなりません。日が暮れるまでに隕鉄鳥を捕獲できたチームのみが合格となります。しかし、他のチームから隕鉄鳥を奪われる危険もあります。この試験に合格できたのは、6チーム18人のみでした。下記に合格した6チーム18人を紹介します。
第1パーティー(メトーデ、トーン、レンゲ)
◇メトーデ:拘束魔法の使い手、可愛い小動物が大好き。魔法分野に精通しており、魔法協会の創始者ゼーリエの弟子になる。
◇トーン:魔力の増幅魔法の使い手、魔法研究に情熱を注ぐ。魔法理論に詳しく、魔導書解読も得意。
◇レンゲ:魔法力を自在操作する魔法の使い手、小柄で可愛い。メトーデを姉のように慕っている。魔法の才能は高い。
第2パーティー(フリーレン・カンネ・ラフィーネ)
◇フリーレン:魔法の力を自在に操る魔法の使い手で、勇者パーティーの元メンバー。
◇カンネ:水魔法の使い手、ラヴィーネの幼馴染活発そうだが臆病で慎重。褒められ伸びるタイプを自称するがあまり伸びない。
◇ラヴィーネ:氷結魔法の使い手カンネの幼馴染気が強くて乱暴。カンネとはよく喧嘩するが、仲は良好。カンネとのコンビネーションは抜群で、隕鉄鳥を見つけると見事な連携で一次試験撃破!
第4パーティ(フェルン・ユーベル・ラント)
◇フェルン:魔法力を自在に操る使い手、フリーレンの弟子。魔法の才能は高く、フリーレンからも高く評価されている。
◇ユーベル:共感、拘束魔法の使い手、10代後半の少女。黒い長髪、厚い二重の鋭く怖い瞳が特徴。人を殺すことに抵抗がない魔法使い。
◇ラント:分身魔法の使い手、トーンの弟子。見た目は10代後半のインテリ系美男子い。魔法の理論に詳しく、魔導書の解読も得意。協調性に欠ける。魔法技術力は高いが、戦闘力はやや低い。
第8パーティ(ヴィアベル・エーレ・シャルフ)
- ヴィアベル:北部魔法戦隊の隊長。一見非道に見えるが根は善人で、仲間の為なら労は惜しまない。魔法理論などには無頓着な実戦派。ヴィアベルはドイツ語で「渦」という意味。
- エーレ:エーレは魔法学校主席卒業の才女。石を弾丸に変える魔法を得意とする攻撃型タイプの魔法使い。エーレはドイツ語で「名誉」という意味。
- シャルフ:花弁を鋼鉄に変える魔法が得意。魔法が独学のため基礎を疎かにしており、魔力探知が苦手。シャルフはドイツ語で「鋭い」という意味。
第13パーティ(デンケン・ラオフィン・リヒター)
◇デンケン:宮廷魔法使い。軍人出身で血みどろの権力闘争を勝ち抜いて地位まで辿り着いた。デンケンとは、ドイツ語で「考える」という意味。 ◇ラオフォン:中華風の見た目と名前、如意棒を持っているのが特徴。高速魔法の使い手、ラオフェンはドイツ語で「走る」という意味。 ◇ リヒター:性格は攻撃的だが、戦闘の最中に魔法史を説明するなど、どんな時も冷静さと丁寧な態度は崩さない。リヒターはドイツ語で「裁判官」という意味。
第17パーティ(エーデル・ドゥンスト・ブライ)
◇エーデル:戦闘能力は皆無だが、「非常に優れた精神魔法のスペシャリスト」外見は色素の薄い髪を首のあたりで切りそろえた可愛い系女性魔法使い。握手を通じて自身の記憶を相手に伝える能力も備えている。魔法都市オイサーストに住んでいる。名前の由来はドイツ語で「高貴」。 ◇ドゥンスト:今回はあまり活躍の場がなかったヒゲが自慢の策略型魔法使い。 ◇ブライ:スキンヘッドの男性魔法使い。今回はあまり活躍の場がなかったナイスガイ魔法使い。
以上18名が1次予選突破!
二次試験(零落の王墓と呼ばれる未踏破のダンジョンに挑む)
「零落の王墓」は未踏破のダンジョンで、その最深部に到達することが合格条件です。この試験は命に係る危険を伴うため、参加者全員に脱出用ゴーレムが配布されます。最深部は「水鏡の悪魔(シュピーゲル)」が守り、入った者の複製体を作り出します。その特性は、その人物の記憶を解読して外見だけでなく、能力や知識まで完全にコピーされてた複製体を作成します。自分自身の複合体に苦戦して苦戦を強いられ、誰も最深部へ到達していませんでしたが、作中では、魔王を倒した最強の魔法使いであるフリーレンの複製体が猛威を奮いました。8名による作戦会議を開き、効果的な作戦を編み出して大量合格作戦を実施します。
下記に二次試験の合格者を紹介します。
3次試験(試験官は、急遽ゼーリエ自ら担当を申し出る)
例年は一級魔法使いが面接を行っていたのですが、今年は合格者が異例の多さだったため、大陸魔法協会の創始者であるゼーリエが自ら合否を決めることにしました。
ゼーリエは合格者の多さを、圧倒的な実力者のフリーレンが受験者の中にいたからだと考えていました。
面接では下記3項目の基準に基づいて、ゼーリエが直感で合否を判定しました。三次試験の合格者は6人でした。 最終的な合格率は10.5%で、例年よりもかなり高い合格率でした。受験者の優秀さにはゼーリエも「今年の受験者はどうなっているんだ」と驚いていました。
- 魔法使いとしての才能があるかどうか?
- 一級魔法使いになった自分を想像できるかどうか ?
- ゼーリエの魔力に恐れを感じないかどうか ?
祝! 合格者の紹介!
1級魔法使い試験に合格した6名を紹介します!
◇デンケン:ゼーリエに対して戦意を頂いたことが合格点に達した。
◆ゼーリエから授かった魔法「呪い返しの魔法」
◇フェルン:ゼーリエの魔力の揺らぎを見極めたことが合格点となった。
◆ゼーリエから授かった魔法
「服の汚れを落とす魔法」
◇ユーベル:顔を見ただけで合格
◆ゼーリエから授かった魔法 不明
◇ラント:一度も会場に現れず、自宅にいた度胸を買われて合格。 ◆ゼーリエから授かった魔法 不明
◇ヴィアベル:魔法は殺しの道具、と答えて合格。◆ゼーリエから授かった魔法 不明
◇メトーデ:ゼーリエを小っちゃくて可愛いと思ったことで合格。
◆ゼーリエから授かった魔法 不明
PS 一級魔法使い試験は一気に登場人物が増えたので覚えるのが大変で疲れた・・・・・😊