最新:日大アメフト事件を解説 北畠成文容疑者と林真理子

Nihon University Football Club
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大麻事件の時系列

 日大アメフト部で発覚した大麻事件について概略で時系列にまとめました。

  • 2023年4月:北畠容疑者は、5年ぶりに行われた関西学院大学との交流戦に出場し、注目される。
  • 2023年7月6日:日大アメフト部の寮の部屋で覚醒剤と大麻を所持していたとして警視庁に逮捕される 。
  • 2023年8月5日:日大アメフト部は、北畠容疑者の逮捕を受けて、無期限の活動停止処分となる 。
  • 2023年8月8日:日大の林真理子理事長と酒井健夫学長が会見を開き、問題の経緯を説明する。
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目次

北畠成文容疑者とは

日本大学の3年生で、アメリカンフットボール部の北畠成文容疑者(21)は、覚醒剤と大麻を持っていたとして警視庁に逮捕されました。北畠容疑者は、兵庫県神戸市出身で、中高一貫の滝川学園に通っていました。アメフトは高校から始めたと思われます。高校時代には、アメフト専門誌で特集されるほどの実力の持ち主でした。大学では、日本大学文理学部に所属し、アメフト部の寮に住んでいました。アメフト部では、レギュラーメンバーとして活躍しており、今年3月には、関西学院大学との交流戦で注目される選手にも選ばれていました。北畠容疑者は、人懐っこい性格でチームのムードメーカーだったということです。

しかし、7月6日に寮の部屋で覚醒剤の成分を含む錠剤約0.2グラムと乾燥大麻約0.02グラムを所持していたことが発覚しました。日大は、部員らへの聞き取り調査や持ち物検査を行った後、8月3日に警察に報告しました。その日に警察が寮を捜索し、北畠容疑者が薬物を持っていたことが判明しました。北畠容疑者は、逮捕前の任意聴取で、「大麻はもらったもので、大麻だと知っていて受け取った」「覚醒剤だとは知らずに受け取った。使用はしていない」と供述していたということです。

Nihon University - football - marijuana smoking - culprit
出典元:週刊女性prime
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8月8日 日本大学 林真理子総長、酒井建夫学長ら会見

日大は、この問題を重く受け止めて、アメフト部を無期限の活動停止処分としました。また、部員全員に薬物検査を実施することや、薬物使用防止教育の強化などの対策を発表しました。8月8日には、日大の林真理子理事長と酒井健夫学長が会見を開き、学生や卒業生、保護者、関係者に多大な迷惑と心配をかけたことを深く謝罪しました。また、問題の経緯や対応策を説明しました。

概要説明

日大の会見内容について詳しく説明すると、以下のようになります。

  • 8月8日、日大の林真理子理事長と酒井健夫学長は、にアメフト部員の薬物事件に関する記者会見を開く。
     (会見で日大が以下の点について説明)
  • 2022年11月に、部員の一人が「大麻のようなものを吸った」と自己申告したこと。
  • 日大側が警察関係者に相談したところ、「物的証拠がなく立証は困難」と言われたこと
  • 今年7月6日に、寮の部屋で植物片や錠剤を発見したこと 。
  • その後、部員らへの聞き取り調査や持ち物検査を行ったこと 。
  • 8月3日に警視庁に報告したこと。
  • 警視庁が寮を捜索した際に、覚醒剤と大麻を所持していた部員が逮捕されたこと 。
  • 逮捕された部員が「大麻はもらったもので、覚醒剤は知らなかった」と供述していること。
  • アメフト部を無期限の活動停止処分としたこと 。
  • 部員全員に薬物検査を実施することや、薬物使用防止教育の強化などの対策を発表したこと。

日大OB警察官の不可解な介在


会見での日大側の説明に対して、警視庁は以下の点で異論を唱えました。

  • 会見での日大側の説明に対して、警視庁は以下の点で異論を唱えました。
  • 警察関係者は、日大OBの警察官であり、個人的な相談だったこと。
  • 警察官は「大麻のようなものを吸った」という報告は受けていない。
  • 「立証は困難」という発言もしないこと。
  • 警視庁は、7月6日に日大担当者を本部に呼び出し、徹底した調査を要求していたこと。

この事件は、日大の対応に問題があったとして、社会的な批判を浴びました。特に、日大OBの警察官が関与したことが注目されました。

事件の概要は以下の通りです 。

2023年3月5日、警視庁は、日大アメフト部の寮に住む部員で同大3年の男(21)を薬物取締法違反(所持)の疑いで逮捕しました。男は、自宅の部屋で覚醒剤約0.1グラムと大麻約0.2グラムを所持していた。

2023年3月8日、日大は会見を開き、昨年7月にも別の部員が大麻を使用したと自己申告したことを明らかにしました。しかし、その時に警察に相談したのは、本来の窓口である警視庁薬物銃器対策課ではなく、警視庁に勤務する日大OBの警察官だったことが分かりました。

2023年3月9日、警視庁は、自己申告した部員から事情を聞いたOBの警察官から正式な報告を受けておらず、自己申告した部員の存在については、家宅捜索が行われた今月3日以降に知ったと発表しました。また、OBの警察官は現在も職務に就いており、内部調査を行っていると述べました。

この事件では、日大OBの警察官が正規の手続きを踏まずに日大側とやり取りしており、その結果、薬物使用の問題が長期間放置された可能性があります。このOBの警察官は、自己申告した部員から事情を聞いた後、物的証拠がなく、大麻かどうか確認できないことから、事実立証が困難だと判断し、日大側に十分指導するよう指示したということです。しかし、これは適切な対応ではありませんでした。

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今後の見通し

この事件は、今年1月に日本大学アメリカンフットボール部の学生寮で、警察が大麻を押収したことで発覚しました。警察は、大麻を所持していたとして、同部の3年生の男子学生を逮捕しました。その後、同部の他の部員や関係者からも大麻使用の疑いが浮上し、警察は捜査を拡大しています。

日本大学は、この事件について2月と3月に記者会見を開きましたが、その対応に批判が集まっています。日大は、大麻が発見された1月9日から警察に通報した1月15日までに6日間もかかったことや、昨年秋に部員から大麻使用の自己申告があったことを認めましたが、隠蔽の意図はなかったと主張しました 。しかし、多くのメディアや専門家は、日大の説明に矛盾や不透明さが多いと指摘しています 。また、日大は学内での情報共有体制の不備やガバナンスの確立についても改善を図ると述べました 。

日大アメフト部は無期限活動停止となっており、今後の部活動再開や学生寮の存続などにも影響が出る可能性があります。この事件は日本大学に対する社会からの信頼を失墜させるだけでなく、アメフト界全体にも衝撃を与えています。日本大学は真摯(しんし)に原因究明と再発防止に取り組む必要があります。このような事件が二度と起こらないようにするためには、教育機関やスポーツ団体だけでなく、社会全体で違法薬物問題に向き合う必要があると言えるでしょう。

出典元:NHK

出典元:日刊スポーツ
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