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真理子と万里子
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目次

日大アメフト部の薬物問題と学内の「アメフト閥」の実態

日本大学アメリカンフットボール部(日大アメフト部)の部員2人が大麻取締法違反の疑いで逮捕された事件は、日大のスポーツ界における深刻な体質問題を浮き彫りにした。日大アメフト部は、2018年に起きた悪質タックル事件以降も、部の運営や指導において改善が見られなかった。この記事では、日大アメフト部の薬物問題の背景にある、学内の「アメフト閥」の実態や、体育会系部活にはびこるコミュニケーション障害の風土について考察する。

真理子と万里子
出典元:毎日新聞

部の顧問の独断専行と閉鎖的な体質

関東学生アメリカンフットボール連盟(関東アメフト学連)は8日、臨時理事会を開き、部員2人が大麻取締法違反の疑いなどで逮捕された日大アメフト部の今季の出場資格停止、並びに1部TOP8から来季1部BIG8への降格を発表した。関東アメフト学連規律委員会がまとめた調査報告書は「権限や責任をきちんと自覚することなく、軽率かつ無責任な発言によってアメフト部の指導陣の対応方針を不適切な方向に向かわせてしまった。組織としての過失責任は小さくない」と踏み込んだ内容となった。

具体的には部の顧問の独断専行について2点を指摘している。①顧問は部員による違法薬物使用の疑いを把握した後、所轄の警察署に相談したが「立件が困難で警察は動かない」との誤った認識を他の執行部と共有し、対応を遅らせた。②顧問が監督の人選に関わる権限を持っていた。特定の人物によってアメフト部の運営がなされ、外部からの介入を許さない閉鎖的な体質を断罪した。

では、顧問とは誰なのか。報告書に個人名は書かれていないが、アメフト部元監督で現在は大学事務局の要職に就いているOBとみられる。規律委員会は、部の指導者6人と日大競技スポーツ部長の計7人を聴取したが、逮捕された部員などへの聴取は、日大側が捜査中との理由でできなかった。報告書には「大麻等の違法薬物を使用した可能性があると考えられる部員3名及び卒業生と思われる元部員5名の合計8名から事情聴取を実施すべきと考え、日大アメフト部に対し、これらの者の事情聴取実施の調整を要請した。しかし、日大側の協力は得られず、これらの部員及び元部員からの事情聴取を実施していない」と記されている。アメフト部にとどまらず、大学側にも全容を明らかにしようという姿勢がみられない。

Nihon University Football Club

アメフト部廃部の見方があるが、学内の「アメフト閥」に屈する可能性

ここまできたら、アメフト部廃部という見方がある。「今の大学は企業と同様にインテグリティーを問われ、誠実で法令遵守、学問の府としての倫理の遂行を求められています。日大はまったく時代の流れを理解していません」と長年にわたり、学生アメフト界の指導にあたる大学関係者は続ける。「部員には大学の代表、他の学生の手本になれ、と言い聞かせています。アメフト部員以前に学生ですから、きちんと講義に出席するのは当然です。単位がとれなかったら、試合はもちろん練習にも参加させません。ミーティングでは競技以外、例えば身の回りのことなどについて文章を書き、討論もします。人間教育っていえば口幅ったいですけどね。実際、ハードルが高いので試行錯誤の繰り返しです」と、文武両道なんていうキレイごとではなく、学生としての本分を尽くす。卒業後、一人の社会人として生きていけるように指導者も学生たちと考え、悩みながら前へ進んでいるという。

それでも前出の大学関係者はこう続ける。「日大の純血主義や上意下達の体質は何も変わらないでしょうから、アメフト部の廃部なんてあり得ません」と。関学・京大・立命のライバル争いを描いた『アメフト三国志』(産経出版)の監修に携わったスポーツライターの津田俊樹氏も同調する。「日大は’18年5月に起きた『悪質タックル事件』以降も競技スポーツ部が大学の中枢を占めて権力を持ち続けています。内田正人・元監督と井上奨・元コーチを懲戒解雇しながら訴訟に持ち込まれると和解、内田元監督には退職金が支払われ、井上コーチは大学職員として復帰しています。今回の薬物事件の対応は田中英寿元理事長の独裁体制が完全に崩壊していない証です。頭を下げて批判の嵐が通り過ぎていくのをじっと耐えているのでしょう。日大にとってアメフト部は相撲部や陸上部と並んで大学スポーツを代表する名門クラブで、特にスポーツのトップレベルの高校生にとっては憧れの存在でしたから、そのことが少なからず受験生を集めることにつながっていました。だから日大としても簡単には廃部にできない。一部の学内関係者が廃部を唱えるかもしれませんが、競技スポーツ部やOBの圧力に屈して雲散霧消するでしょう」と語る。

日大アメフト部は、大学日本一を決める甲子園ボウル優勝21回を誇る。その愛称はフェニックス。どうやら、その名の通りアメフト部は永遠のようだ。

コミュニケーション障害の風土と抽象語の多用

今回の事件は、日大アメフト部の問題だけでなく、体育会系部活にはびこるコミュニケーション障害の風土にも目を向けるべきだ。選手やコーチ、監督の会見から浮かび上がってきたのは、まっとうな意思疎通とは呼べない、絶望的に「言語不明瞭」なコミュニケーション不全の実態だ。

日本では学生の部活にとどまらず、スポーツ界全体に、上意下達的な「絶対服従」文化がまだまだ根強い。多くの競技において、日本の企業同様、監督(→コーチ)→選手といった、「命令」「指示」という「シャンパンタワー」のような一方通行のフローしかなく、下から上、横同士といったコミュニケーションの仕組みはぜい弱だ。今回、加害選手が会見で、「監督とは話をする機会がない」と吐露していたことにも驚かされた。監督の意図をコーチが「忖度」し、選手に伝えるという作法だったのか、そもそも、監督が一方的に話をするだけで、「対話」をする機会が全くないことなのか、はわからない。しかし、いずれにせよ、監督と選手の間ではまっとうにコミュニケーションが成り立っていなかったことは間違いない。

青山学院大学陸上部の原晋監督はこうした「強権的なカルチャー」に異論を唱え、「コミュニケーション重視」の指導で実績を上げている(参考記事:[青学・原監督の「コミュ力」は何がスゴいのか])。徹底した対話により、選手本人に問題を気づかせ、自主性を芽生えさせるというやり方だ。その一方で、「恐怖」「恫喝」「威圧」で選手を支配する日大アメフト部のような前時代的なスポ魂手法もまだまだ健在だ。命令によって髪型を坊主にさせるなど陰湿な行為はまさにパワハラそのものといえる。「変わらない限り、試合にも練習にも出さない」「(対戦)相手のことを考える必要はない」といった超マッチョ信仰は反吐が出るほど醜悪だ。

これは日本の組織全体に言えることだが、ほとんど、意味を成さず、具体的な行動の喚起に結びつくことのない抽象語を多用する土壌もある。コーチや監督からは「やる気が足りない」「闘志が足りない」「思い切って行け」「必死にやれ」という指示があったようだが、「やる気」「闘志」「思い切って」「必死に」と言われて、具体的に行うべきことを想起できる人はいないだろう。ニンニク注射を打て、という意味に取ることもできるし、自分の両ホホを平手打ちして鼓舞しろ、というふうに捉えることもできる。要するに、具体的な意味を持っているわけではないのだ。

真理子と万里子
出典元:日刊スポーツ

悪質タックル事件との類似点とアメフトの安全性

象語の極めつけは、内田監督も多用する「しっかりとやってくれ!」といった指示である。この「しっかり」、日本人が大好きな「よろしく」同様、英訳しにくい。あいまいで、いかようにも解釈されうるからだ。このように、具体的なイメージが脳裏に浮かぶことのない、ふわふわした精神論、根性論的な言葉のシャワーの中で、「クオーターバックをつぶしてこい」という指示は明らかに生々しく、具体的で、異質だ。いかに、「(相手チームの選手を傷つけろというような)意図はなかった」と強弁したところで、その後、反則を犯した加害選手を諫めるでもなかったコーチや監督の言動を見れば、まさに、文字通り「ぶっつぶせ」という指示以外の何物でもなかったことがわかるし、恐怖下に置いた選手をマインドコントロールしていたことは明々白々だ。

いくつかの問題を引き起こしている。悪質タックル事件では、日大アメフト部の井上奨コーチが、関西学院大学との試合で、相手チームのクオーターバックに対して、日大の選手に「ぶっつぶせ」という指示を出したことが発覚した。その結果、関学の選手が重傷を負い、日大の選手も脳震盪を起こした。この事件は、日大アメフト部の暴力的な指導方針や、選手の人権を無視した扱いが明るみに出た。日大アメフト部は、関東アメフト学連から無期限の活動停止処分を受けた。

薬物問題では、日大アメフト部の北畠翔太選手と矢部健太郎選手が、大麻を所持していた疑いで逮捕された。この事件は、日大アメフト部の薬物使用の実態や、部の顧問の不適切な対応が問題視された。日大アメフト部は、関東アメフト学連から今季の出場資格停止処分と来季の1部降格処分を受けた。

これらの事件は、日大アメフト部の指導者や選手が、アメフトのルールや倫理を無視し、競技の安全性を軽視していたことを示している。アメフトはコンタクトスポーツの中でも特に、動きが激しく、荒々しいこともあり、アメリカでは非常に人気の高いスポーツだ。ところが、近年は、その安全性を問う声も高まっており、若年層の競技人口の減少が危惧されている。アメフトには、頭部や脊髄の損傷、脳震盪、脳損傷などの重大なリスクが伴う。また、薬物使用は、選手の健康や精神に悪影響を及ぼすだけでなく、競技の公平性や信頼性を損なう。日大アメフト部の事件は、アメフトの魅力や価値を損ねるものであり、日本のアメフト界にとっても大きな打撃となった。

日大アメフト部の改革とアメフトの未来

日大アメフト部は、悪質タックル事件と薬物問題の2度の大失態を犯した。これらの事件は、日大アメフト部の体質や文化の問題であると同時に、日本のアメフト界におけるコミュニケーションや教育の問題でもある。日大アメフト部は、これらの問題に真摯に向き合い、根本的な改革を行う必要がある。そのためには、以下のような取り組みが必要だと考える。

  • 部の顧問や指導者の責任の所在を明確にし、適切な処分や処遇を行う。
  • 部の運営や指導において、外部の専門家や第三者の意見や監視を積極的に取り入れる。
  • 部の指導者や選手に対して、アメフトのルールや倫理、競技の安全性や公平性に関する教育や啓発を行う。
  • 部の指導者や選手の間で、対話やフィードバックを通じたコミュニケーションの機会や仕組みを作る。
  • 部の選手に対して、学生としての本分や人間としての尊厳を尊重し、自主性や自律性を育む指導を行う。

日大アメフト部の事件は、日本のアメフト界にとっても大きな課題となった。アメフトは、力やスピードだけでなく、戦略や技術、チームワークや精神力も必要な魅力的なスポーツだ。しかし、その魅力を伝えるためには、アメフトのルールや倫理、競技の安全性や公平性を守ることが不可欠だ。日本のアメフト界は、日大アメフト部の事件を教訓とし、アメフトの未来のために、改革や発展に努めるべきだと思う。

日大林理事長に期待することと綿引委員長にお願いすること

真理子と万里子
出典元:LIXIL

日大アメフト部の事件は、日大のスポーツ界だけでなく、日大の経営や教育にも大きな影響を与えた。日大は、2018年に悪質タックル事件が発覚した際に、第三者委員会を設置し、事件の原因や責任の所在を調査した。その結果、日大の経営陣や教職員に対して、重大な不祥事や不正行為が多数発覚し、日大の信頼や評判は大きく失墜した。日大は、第三者委員会の報告書に基づいて、経営や教育の改革に取り組むことを表明したが、その実行力や成果はまだ十分に見られない。

日大の改革の中心に立っているのが、2020年に就任した林真理子理事長だ。林理事長は、日大の初の女性理事長であり、日大の外部から選ばれた人物である。林理事長は、日大の経営や教育の改革に向けて、様々な施策や取り組みを打ち出しているが、その一方で、日大の内部からは、改革に反対する勢力や抵抗勢力に遭遇しているという。特に、日大の競技スポーツ部やOBは、日大の伝統や文化を守るという名目で、林理事長の改革に対して、批判や妨害を行っているとされる。日大アメフト部の薬物問題は、その一例といえるだろう。

日大の改革は、日大の未来にとって、極めて重要な課題である。日大は、日本の私立大学の中でも、歴史や規模、教育や研究の水準が高い大学である。しかし、その地位や価値を維持するためには、時代の変化や社会の要請に応えることが必要だ。日大は、経営や教育の改革によって、インテグリティーと倫理を重視し、法令遵守と学問の自由を守り、学生や教職員の人権と尊厳を尊重する大学になるべきだと思う。

そのためには、林理事長の改革に対して、日大の内部や外部からの支援や協力が不可欠だ。特に、日大の第三者委員会で委員長を務めた綿引万里子委員長には、林理事長を助けてほしいとお願いしたい。綿引委員長は、日大の不祥事や不正行為を徹底的に暴き、日大の改革に向けて、厳しい指摘や提言を行った人物である。綿引委員長は、日大の問題に対して、客観的で公正な視点を持ち、日大の改善や発展に寄与することができると考える。綿引委員長には、林理事長の改革に対して、アドバイスや監視、評価などの形で、引き続き関わっていただきたいと思う。

日大アメフト部の薬物問題は、日大のスポーツ界における深刻な体質問題を浮き彫りにした。日大アメフト部は、事件の責任を認め、改革に取り組む必要がある。日大は、アメフト部だけでなく、経営や教育の改革にも取り組む必要がある。日大の改革は、林理事長のリーダーシップと綿引委員長の支援にかかっていると思う。日大の改革が成功すれば、日大は、日本の私立大学の中でも、より一層、優れた大学になることができると期待する。

綿引万里子弁護士、お願い、林真理子を助けて

日大アメフト部の薬物問題は、日大のスポーツ界における深刻な体質問題を浮き彫りにした。日大アメフト部は、事件の責任を認め、改革に取り組む必要がある。日大は、アメフト部だけでなく、経営や教育の改革にも取り組む必要がある。日大の改革は、林理事長のリーダーシップと綿引委員長の支援にかかっていると思う。日大の改革が成功すれば、日大は、日本の私立大学の中でも、より一層、優れた大学になることができると期待する。

しかし、日大の改革は、決して容易なことではない。日大の内部には、改革に反対する勢力や抵抗勢力が存在し、林理事長の改革を妨害しようとしている。特に、日大の競技スポーツ部やOBは、日大の伝統や文化を守るという名目で、林理事長の改革に対して、批判や妨害を行っているとされる。日大の競技スポーツ部は、日大の中でも強い権力を持ち、多くの受験生や寄付金を集める役割を果たしている。そのため、日大の経営陣や教職員の中にも、競技スポーツ部に配慮する人々が少なくないという。

そこで、私は、日大の第三者委員会で委員長を務めた綿引万里子弁護士に、林理事長を助けてほしいとお願いしたい。綿引委員長は、日大の不祥事や不正行為を徹底的に暴き、日大の改革に向けて、厳しい指摘や提言を行った人物である。綿引委員長は、日大の問題に対して、客観的で公正な視点を持ち、日大の改善や発展に寄与することができると考える。綿引委員長には、林理事長の改革に対して、アドバイスや監視、評価などの形で、引き続き関わっていただきたいと思う。

日大は、日本の私立大学の中でも、歴史や規模、教育や研究の水準が高い大学である。しかし、その地位や価値を維持するためには、時代の変化や社会の要請に応えることが必要だ。日大は、経営や教育の改革によって、インテグリティーと倫理を重視し、法令遵守と学問の自由を守り、学生や教職員の人権と尊厳を尊重する大学になるべきだと思う。そのためには、林理事長の改革を支える綿引委員長の存在が欠かせないと思う。綿引万里子弁護士、お願い、林真理子を助けてください。日大の未来のために、日大の改革のために、日大のアメフトのために。

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